「歯磨きしよう」と声をかけた瞬間に逃げ出す…。
おとなしく磨かせてくれればすぐ終わるのに、なかなかそうはいきませんよね。
イヤイヤ期は、何でも自分の思い通りにしたい時期です。
特に歯磨きのように「やらされること」は強く拒否されやすく、毎日のバトルになりがちです。
私自身も毎晩の歯磨きに疲れてしまい、「今日はもういいかな」と思ったことが何度もありました。
でもそれが続くと虫歯も心配だし、どうしたらいいのか悩みますよね。
実は、歯磨きのやり方や関わり方を少し変えるだけで、子どもの反応が変わることがあります。
今回は、イヤイヤ期の歯磨きを少しでもスムーズにするためのコツを、実体験をもとに紹介します。
無理やりやらないことが大前提
嫌がる子どもを押さえつけて歯磨きをすると、その場では磨けたとしても「歯磨き=嫌なもの」という印象が強く残ってしまいます。
すると次の日からさらに嫌がるようになり、どんどん悪循環になってしまいます。
もちろん、どうしても磨きたい気持ちはありますが、長い目で見て「歯磨きが嫌いにならないこと」の方が大切です。
まずは「嫌なんだね」と気持ちを受け止めることから始めてみましょう。
それだけでも子どもは安心し、落ち着くことがあります。
楽しい雰囲気を作るだけで変わる
歯磨きを“やらなければいけないこと”ではなく、“楽しい時間”に変える工夫も効果的です。
例えば、歯磨きの歌を歌いながらやったり、「バイキンやっつけよう!」と声をかけたりするだけでも、子どもの気分が変わることがあります。
我が家では、好きな歯磨きの絵本をモノマネすることで、「ママと一緒にやる楽しい時間」という雰囲気を作るようにしています。
ほんの少しの工夫ですが、これだけでも嫌がり方が変わることがあります。
最近は絵本の他に子ども向けの歯磨き応援映像も増えているので、好きなものが見つかるといいですね。
お気に入りアイテムを取り入れる
歯ブラシや歯磨き粉を子ども自身に選ばせるのもおすすめです。
キャラクター付きの歯ブラシやフルーツ味の歯磨き粉など、「これ使いたい!」と思えるものがあるだけで、やる気が出ることがあります。
また、「どっちの歯ブラシにする?」と選択肢を与えることで、自分で決めたという満足感も生まれます。
イヤイヤ期は「自分で決めたい」という気持ちが強いので、この工夫はとても効果的です。
完璧を目指さずハードルを下げる
毎回しっかり磨こうとすると、どうしても時間がかかり、その分嫌がる原因になります。
最初は「前歯だけ」「今日は10秒だけ」など、ハードルを思いきり下げてOKです。
少しでもできたら成功と考えることで、子どもも「できた」という経験を積むことができます。
この積み重ねが、最終的にはしっかり磨けるようになる近道です。
できたことをしっかり褒める
イヤイヤ期は、できなかったことよりも「できたこと」に目を向けることがとても大切です。
少しでも口を開けられた、歯ブラシを持てた、それだけでも十分すごいことです。
「今の上手だったね」「自分でできたね」と具体的に褒めることで、子どもは自信を持ちやすくなります。
すると、「またやってみよう」という気持ちにつながり、少しずつ歯磨きへの抵抗が減っていきます。
どうしても無理な日は割り切る
どんなに工夫しても、どうしてもできない日もあります。
そんな日は「今日は無理だったね」と割り切ることも必要です。
毎日100点を目指すのではなく、「できる日があればOK」くらいの気持ちでいる方が、結果的に続けやすくなります。
ママが追い詰められてしまう方が、子どもにとっても良くありません。
まとめ
イヤイヤ期の歯磨きは、本当に大変な毎日の積み重ねです。
自分から進んで歯磨きをしてくれる子のほうが少ないので、「歯磨きは嫌がるもの」くらいの気持ちでいるのがいいと思います。
でも、少し関わり方を変えるだけで、子どもの反応が変わることもあります。
大切なのは、「楽しみながら」「なるべく短時間で」やることです。
がんばりすぎず、できることから少しずつ取り入れてみてくださいね。

