大人の勉強嫌いは治らない?克服する方法5選

大人になってから会社で資格を取得するように言われたり、スキルアップや昇進のために勉強が必要になるケースもあります。
勉強はすべきもの、した方がいいと頭では分かっているものの、勉強への苦手意識があってあまり前向きになれないという人も多いかもしれません。

くまきち

大人になったら勉強しなくていいと思ってたのに…

とはいえ、逃げてばかりではいられないのが大人というもの。
勉強に対する苦手意識の原因と、勉強嫌いを克服する方法をご紹介します。

はるり

実は、大人だからこそできる方法もあるんだよ!

勉強嫌い克服のカギは、『習慣化すること』『成功体験を作ること』

習慣化することにより勉強自体が苦ではなくなり、資格取得や仕事に生かせるなどの成功体験に繋がります。
そして成功体験があれば「自分にもできる」と思えるので、勉強への苦手意識がさらに減るでしょう。

本記事は、このような人におすすめです。

勉強が嫌いな人
勉強をする必要がある人
昇進・昇格したい人
やり始めても長続きしない人
自分磨きをしたいと思っている人
このままじゃダメだと感じている人

この記事を読めば勉強嫌いどころか、むしろ「勉強って楽しいかも!」と思えるようになりますよ。

目次

勉強嫌いの原因って?

勉強嫌い以外にも、運動嫌い、読書嫌い…など色々ありますが、「できないから嫌い」という人がほとんどなのではないでしょうか。
実際には『嫌い』と『苦手』は別物ではあるのですが、できるのに嫌いになる人は少ないものです。

では「勉強ができない」ってなんなのか?
勉強がもうまったく、本当に1ミリもできない!なんて人はいないはず。
これには、学生時代の劣等感が関係しているのではないかと思っています。

  • 学生時代にテストで赤点を取った
  • 学年順位は下から数えた方が早かった
  • 勉強しなさいと親から怒られた
  • 受験に失敗した

…などなど。

学生時代は自分の意思に関係なく履修すべき科目が決まっていただけに、「やりたくないのに無理やりやらされて、思うよな結果が出なかった」という記憶がある人も多いのでは?
そういった学生時代からのマイナスイメージによって「勉強が嫌い、苦手」と思ってしまうのは無理もないよなと感じます。

くまきち

だけど、そう言ってる君だって勉強は嫌いなんじゃない?

はるり

そんなことないよ!
もちろん学生時代には苦手な科目もあって、当時は蕁麻疹が出そうなほどだったけど、今では勉強って楽しい!と心から思ってる。

この「学生時代の嫌な記憶」を上書きするために、最初に示した『習慣化すること』『成功体験を作ること』が重要だというわけなんです。

勉強嫌いを克服する方法

勉強嫌い克服のために効果的な方法をいくつか紹介します。
ぜひ自分に合うものを見つけてみてください。

趣味に関する勉強をする

美容でもカメラでも洋画でも、推しに関係することなど何でもいいのですが、趣味に関する勉強や情報収集をしてみるのはどうでしょうか。
好きなことなので、楽しく実践できるはずです。

この『楽しく実践できる』というのが重要なポイントで、「勉強って楽しいものなんだ!」という新事実を脳に刷り込みます。
実際、新しいことを知るってワクワクしますよね。

もし趣味に関する勉強の結果、人に教えてあげて喜ばれたり、資格取得につながったりすれば達成感も得られてさらに良いです。
「勉強」と思わずに、単なる「情報収集」と捉えるのもおすすめ

私の場合はお金と美容に興味があったので、FP(ファイナンシャル・プランニング技能検定)と化粧品検定という資格を取得しました。
「勉強って楽しい!」と感じるようになったのはこのあたりからです。

冒頭で「大人だからこそできる方法もある」とお伝えしたのがまさにこれで、『自分の好きな勉強ができる』というところ。

学生時代は興味がなくても世界史を覚えさせられたり、文系志望でも数学の勉強をしないといけなかったりしたと思います。
でも大人は仕事や趣味に関係のある勉強、つまり自分にとって今必要で、メリットのある勉強だけを選んで行うことができるんです。

楽しめるやり方を見つける

いくら「正しい」と世間で言われている勉強方法であっても、それが辛くて継続できなければ意味はありません。
自分が楽しめるやり方を見つけるのも大切です。

例えば英語の勉強をしたいと思ったら、学生時代のように分厚い参考書を買ってきてももちろん良いですが、方法はそれだけじゃないはず。
洋楽を聞く、映画を見る、ラジオを聞く、 YouTubeを見るなど、自分が楽しいと思えるやり方で良いわけです。

英語を勉強する目的がTOEICで点数を取ることならそのための対策もしないといけないでしょうし、海外の人との商談のためならビジネスに特化したスピーキング力も鍛えなければならないでしょう。
そういうケースでも、最初は特に自分が「楽しい」と感じる方法を取り入れることで、継続しやすくなるだけでなく次のステップにも進みやすくなるでしょう。

色んな方法を試してみる

学生時代のように、テキストを読んで問題を解くだけが勉強ではありません。
王道の『読む(目)』『書く(手)』以外にも、『聞く(耳)』『声に出す(口)』など自分に合う方法を見つけると効率はグッと上がります。

自分に合ったやり方をすれば頭に入りやすくなるというのもありますし、いくつかのやり方を組み合わせることで、じっくり時間を取れる時だけでなくスキマ時間も有効活用できるようになります。

たとえば、ゆっくりと机に向かって勉強できる時には参考書を開いて、通勤時間には録音したものを聞き、覚えたことをお風呂で声に出してみる、などです。
ちなみに私は、ドライヤーをかけながらその日覚えた英語のフレーズをぶつぶつ唱えています。笑

習慣化する

習慣化の話になるとよく出てくるのが「歯磨きの話」。

大人になっても歯磨きが嫌だという人は少ないと思います。
もう何十年もやって習慣化されていて日常生活に溶け込んでいるので、やって当たり前。
好きとか嫌いとかを考えることすらないのでは?

勉強も歯磨きくらい当たり前になれば、やる前に「嫌だな〜」とか「面倒くさいな〜」と思わなくなるはずです。
むしろ、やらないとなんか気持ち悪い!というくらいになればしめたもの。

習慣化の方法はそれだけで本1冊書けてしまうほどなので今回深くは触れませんが、このような方法があります。

  • 5分だけやってみる
  • 今ある習慣と組み合わせる
  • やる場所を決める
  • 比較的余裕のある朝に時間を取る

成功体験を作る

先ほど、勉強嫌いは過去の劣等感からきていることが多いという話をしました。
「できた!」という経験をすることで勉強に対する意識がガラッと変わります。

ここでのポイントは『小さい目標でOK』ということ。
高い目標を立ててそれが達成できないと、勉強嫌い克服どころかさらに嫌いになってしまいかねません。
最終的なゴールは資格取得や昇進など大きなものであったとしても、少しずつスモールステップを重ねていきましょう。

小さな成功体験の例

  • 3日坊主にならなかった!
  • テキストを1章進められた!
  • 朝起きて勉強できた!
  • 単語を◯個覚えられた!

『今日できたこと』や『勉強時間』を手帳に書いてみるのも、記録に残り自己肯定感も上がるのでおすすめです。

私は前日夜に翌日やるべき勉強内容を書き出して、完了したらチェックを付けるとともに時間を記録しています。
昨日よりも今日、今日よりも明日はもっとたくさんできるように頑張ろう!というモチベーションに繋がっています。

大人になってからでも勉強嫌いは克服できる!

大人は学生と比べて勉強を強制されることがなく、だったらあえて嫌いな勉強をしなくてもいいやと思う人も多いと思います。
でも、自分の好きなことややりたい勉強ができるのは大人ならではのメリット。

趣味の知識が深まればもっと好きになるかもしれませんし、仕事に関係する勉強をすれば成績向上に繋がるかもしれません。
勉強嫌いを克服して、楽しく勉強しながら人生も豊かにしていきたいですね!

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