2歳頃になると、何を聞いても「イヤ!」と返ってくることがありますよね。
「本当は嫌じゃないのに、とりあえずイヤって言ってる?」
「反抗しているだけ?」
「どう対応するのが正解なんだろう…。」
毎日のように「イヤ!」と言われ続けると、親もイライラしてしまいます。
「もう好きにして!」と言いたくなる日もありますよね。
でも実は、この「何でもイヤ!」には、2歳ならではの心の成長が大きく関係しています。
親を困らせたいわけでも、わがままを言いたいわけでもありません。
この記事では、2歳児が何でも「イヤ!」と言う理由と、親が少しラクになる対応のポイントをご紹介します。
「イヤ!」は成長している証拠
2歳頃になると、自分の意思がはっきりしてきます。
赤ちゃんの頃は大人に言われるまま行動することが多かった子も、「自分で決めたい」という気持ちが強く育ってきます。
だからこそ、「イヤ!」という言葉が増えるのです。
「イヤ!」には、
- 自分で決めたい
- まだ遊びたい
- 今はやりたくない
- 違う方法がいい
など、さまざまな気持ちが込められています。
大人から見ると同じ「イヤ!」でも、子どもの中では毎回理由が違うことも少なくありません。
つまり、「イヤ!」は自分の意思を伝えようとしている証拠でもあるのです。
本当に嫌とは限らない
面白いことに、2歳児の「イヤ!」は、本当に嫌とは限りません。
「おやつ食べる?」
「イヤ!」
と言った数秒後に食べ始めることもありますよね。
これは、質問の内容に反対したいというより、「まず自分の意思を伝えたい」という気持ちが強く出ていることがあります。
また、とりあえず「イヤ!」と言ってから考える子もいます。
そのため、「イヤって言ったでしょ!」とすぐに判断せず、少し様子を見ると、「やっぱりやる」と気持ちが変わることも少なくありません。
「イヤ!」という言葉だけで判断しないことも大切です。
「イヤ!」を頭ごなしに否定しない
何度も「イヤ!」と言われると、
「イヤじゃないでしょ!」
「いいからやって!」
と言いたくなりますよね。
でも、子どもにとっては、自分の気持ちを否定されたように感じることがあります。
そんなときは、
「イヤだったんだね。」
「まだ遊びたかったんだね。」
と、まずは気持ちだけ受け止めてみましょう。
もちろん、すべて子どもの思い通りにする必要はありません。
例えば、
「イヤだったね。でも今日は病院だから行こうね。」
「まだ遊びたかったね。でもご飯の時間だよ。」
というように、気持ちを認めながらルールを伝えることが大切です。
「気持ちは受け止める」と「要求を全部叶える」は別のことだと考えると、親も対応しやすくなります。
選択肢を用意するとスムーズになることも
何でも「イヤ!」と言う子には、自分で決められる場面を作ってあげるのもおすすめです。
例えば、
「青い服と白い服、どっちにする?」
「先に歯みがきする?それともトイレ?」
「この靴にする?あっちの靴にする?」
など、どちらを選んでも親が困らない選択肢を用意します。
たくさんある中から選ばせるのではなく、二択くらいに絞っておくと子どもも選びやすくなります。
「やる・やらない」を選ぶのではなく、「どうやるか」を選べるようにすると、子どもは満足しやすくなることがあります。
もちろん、毎回うまくいくわけではありません。
それでも、「自分で決められた」という経験は、子どもの満足感につながります。
親も「イヤ!」に付き合いすぎなくていい
イヤイヤ期は、一日に何十回も「イヤ!」と言われることがあります。
全部に真剣に向き合っていたら、親の心がもちません。
命や安全に関わらないことであれば、「そうなんだね。」と軽く受け流してしまう日があっても大丈夫です。
また、「今日は疲れているな」と感じたら、無理して全部こなそうとせずにお惣菜や冷凍食品に頼ったり、テレビに少し助けてもらったりするのも立派な工夫です。
親に余裕がなくなると、子どもの「イヤ!」をうまく受け止められなくなってしまいます。
だからこそ、親自身が休むことも育児の一部です。
「イヤ!」はずっと続くわけではない
今は何でも「イヤ!」と言っている子も、言葉が増えてくると、
など、自分の気持ちを少しずつ言葉で伝えられるようになります。
すると、「イヤ!」だけで表現する場面は少しずつ減ってくるので、親も対応しやすくなるでしょう。
もちろん個人差はありますが、多くの子どもは成長とともに感情をコントロールする力も育っていきます。
終わりが見えず不安になることもあるかもしれません。
でも、今日できなかったことが、数か月後には自然にできるようになっていることもたくさんあります。
まとめ
2歳児が何でも「イヤ!」と言うのは、自分の意思が育ってきた証でもあります。
大切なのは、
- 「イヤ!」にはいろいろな理由があると考えること
- 本当に嫌とは限らないことを知ること
- まずは子どもの気持ちを受け止めてから伝えること
- 選択肢を用意してみること
- 親も頑張りすぎないこと
です。
毎日「イヤ!」と言われると、親も疲れてしまいますよね。
でも、この時期は子どもが自分らしさを育てている大切な時間でもあります。
完璧な対応を目指さなくても大丈夫です。
少しずつ子どもの成長を見守りながら、親子それぞれのペースでイヤイヤ期を乗り越えていきましょう。
毎日大変なイヤイヤ期…
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