2歳頃になると、それまで一人で歩いていた子が急に抱っこばかり求めるようになることがあります。
家の中でも外出先でも「抱っこ!」と言われ続けると、「甘やかしすぎなのかな?」「抱っこばかりしていて大丈夫?」と悩んでしまいますよね。
赤ちゃんの頃より体重が重くなっているので、腕や腰も痛くなり、毎日続くと親の体力も限界です。
でも、2歳児が抱っこを求めるのは、決して珍しいことではありません。
実は、イヤイヤ期だからこそ甘えたい気持ちが強くなり、「抱っこしてほしい」というサインを出していることも多いのです。
この記事では、2歳児が抱っこばかり求める理由と、親も無理をしすぎずに向き合うためのポイントをご紹介します。
抱っこばかり求めるのは成長の途中だから
2歳になると、自分でできることがどんどん増えてきます。
歩けるようになり、自分で服を着ようとしたり、「自分で!」と言う場面も増えます。
一見すると、お兄さん・お姉さんになったように見えますよね。
でも実は、心の中ではまだまだ甘えたい気持ちをたくさん持っています。
「一人でやりたい。」
「でもママにも甘えたい。」
そんな相反する気持ちを行ったり来たりするのが、この時期の特徴です。
だからこそ、急に抱っこを求める日が増えることがあります。
成長しているから甘えなくなるのではなく、成長している途中だからこそ甘えが強くなることもあるのです。
イヤイヤ期は不安や疲れも抱えやすい
イヤイヤ期は、自分の思いどおりにならないことが増える時期でもあります。
「自分でやりたいのにできない。」
「思っていることをうまく伝えられない。」
そんな経験を毎日のように繰り返しています。
大人でも思いどおりにいかない日が続くと疲れてしまいますよね。
子どもも同じです。
たくさん頑張った分、「抱っこして安心したい」という気持ちが強くなることがあります。
また、
- 眠い日
- 体調が万全ではない日
- 初めての場所へ行った日
- 幼稚園やプレ、習い事など新しい環境に慣れている途中
こんな日は特に抱っこを求めることが増える子も少なくありません。
「急に抱っこばかりになった」と感じたら、最近の生活に変化がなかったか振り返ってみるのもおすすめです。
抱っこは甘やかしではない
「抱っこしすぎると甘えん坊になるのでは?」
そう心配するママ・パパも多いでしょう。
でも、安心したいときに抱っこしてもらうことは、甘やかしとは違います。
子どもは抱っこを通して、
「困ったときは助けてもらえる。」
「ママやパパは自分の味方。」
という安心感を育てています。
この安心感は、将来自分で挑戦する力にもつながると言われています。
もちろん、親の体力には限界があります。
だから、「抱っこしてあげたいけど今は難しい」という時があっても大丈夫です。
毎回完璧に応えられなくても、普段から十分愛情を伝えられていれば、子どもとの信頼関係が崩れることはありません。
抱っこできないときの伝え方
料理中や荷物が多いときなど、どうしても抱っこできない場面もありますよね。
そんなときは、
「抱っこしたいね。」
「ママも抱っこしたいよ。」
「ご飯を作り終わったら抱っこしようね。」
というように、まず気持ちを受け止めてから伝えてみましょう。
「ダメ!」だけで終わるよりも、子どもは安心しやすくなります。
また、
「おててつないで歩こうか。」
「ぎゅーしようか。」
「ここまで歩いたら抱っこね。」
など、抱っこの代わりになるスキンシップを取り入れるのもおすすめです。
我慢させて終わらせるのではなく、「今できること」を提案してあげると、気持ちを切り替えられることもあります。
外出先で抱っこばかりのときは?
スーパーや公園などで突然「抱っこ!」と言われると困りますよね。
そんなときは、無理に歩かせようとすると、余計に泣いてしまうことがあります。
まずは、
「疲れちゃったかな?」
「いっぱい歩いたもんね。」
と気持ちを受け止めてみましょう。
そのうえで、
「駐車場まで歩けたら抱っこしよう。」
「この信号まで一緒に歩こう。」
など、小さな目標を作るのも一つの方法です。
もし本当に疲れている様子なら、少し抱っこして休憩する方が結果的にスムーズなこともあります。
「絶対に歩かせなきゃ」と焦りすぎなくても大丈夫です。
親も無理をしすぎないことが大切
抱っこは子どもに安心感を与えますが、親の体には大きな負担がかかります。
腰や肩が痛くなったり、腕が疲れたり…。
赤ちゃんの頃より体重が重くなっているので、無理をすると身体を痛めてしまうことも。
毎日続けば、「もう抱っこはできない!」と思う日があるのも当然です。
そんな日は、
- ベビーカーを使う
- パートナーに交代してもらう
- カートを利用する(好きなキャラクターのカートなら乗ってくれることも)
- 少し休憩してから歩く
など、頼れるものはどんどん頼りましょう。
親が無理をして体を痛めてしまっては、毎日の育児がさらに大変になります。
子どもの気持ちを大切にすることと、親が自分を大切にすることは、どちらも同じくらい大切です。
まとめ
2歳児が抱っこばかり求めるのは、イヤイヤ期によく見られる姿の一つです。
「自分でやりたい」という気持ちと、「まだまだ甘えたい」という気持ちの間で揺れ動いているからこそ、抱っこを求めることがあります。
大切なのは、
- 抱っこを求める理由を理解すること
- 抱っこは甘やかしではないと知ること
- できないときは気持ちを受け止めて伝えること
- 親も無理をしすぎないこと
です。
今は抱っこばかりで大変に感じるかもしれません。
でも、可能な限りでいいので、甘えさせてあげることで子どもとの信頼関係が築かれていきます。
子どもは少しずつ安心感を積み重ねながら、自分の力で歩き出す時間も増えていくでしょう。
「今だけの甘えなんだな」と思いながら、できる範囲で応えていければ十分です。
親子それぞれのペースで、この時期を乗り越えていきましょう。
イヤイヤ期の子どもは、他の保護者がいても「ママじゃなきゃイヤ!」となることも多いもの。
嬉しい反面、子どもに対応していると何もできなくなって困ってしまうこともありますよね。
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