イヤイヤ期、「まだ遊びたい!」が終わらない…切り替えが苦手な子への工夫

「もうお片付けしようね。」と声をかけたのに、

「まだ遊ぶ!」
「イヤ!」
「終わりにしない!」

と大泣き。

イヤイヤ期になると、

  • 公園
  • おうち遊び
  • テレビ
  • お絵描き

など、楽しいことを終わりにするのを嫌がる場面が増えますよね。

「毎回こんなに泣くなら、最初から遊ばせなければよかった…」

そう思ってしまうこともあるかもしれません。

でも、遊びを終えられないのは、わがままだからとは限りません。

イヤイヤ期の子どもは、「気持ちを切り替える力」がまだ発達の途中なんです。

この記事では、「まだ遊びたい!」が終わらない子どもへの関わり方や、親子ともに少しラクになる工夫をご紹介します。

目次

遊びを終われないのは自然なこと

大人でも、楽しい時間が終わるのは少し寂しいですよね。

映画の途中で急に止められたり、好きなことをしている最中に「もう終わり」と言われたりすると、残念な気持ちになります。

子どもは、その気持ちをもっと強く感じています。

しかも、イヤイヤ期の子どもは感情をコントロールする力がまだ十分育っていません。

そのため、「もっと遊びたい!」という気持ちが一気にあふれ、大泣きやイヤイヤにつながることがあります。

まずは、「切り替えが苦手なのは、この時期によくあることなんだ」と知っておくと、少し気持ちがラクになるかもしれません。

急に終わりを伝えると受け入れにくい

子どもは、突然予定が変わるのが苦手です。

夢中になって遊んでいるときに、「はい、おしまい!」と言われても、気持ちはついていけません。

大人も同じかもしれませんね。

そこでおすすめなのが、「予告」をすることです。

例えば、

「あと10分遊んだらお片付けしようね。」
「このブロックが完成したら終わりにしよう。」
「時計の長い針がここに来たら終わりだよ。」

など、少し前から伝えておくと、心の準備がしやすくなります。

もちろん、予告したから毎回うまくいくわけではありません。

それでも、いきなり終わりを告げるよりは受け入れやすくなる子が多いですよ。

実際に我が家も、予告をしても嫌がるときは嫌がりますが、そこまでグズらずに諦めてくれることも多かったです。

「あと○回」で見通しを持たせる

イヤイヤ期の子どもは、「あと少し」が分かりにくいことがあります。

そんなときは、回数で伝えるのがおすすめです。

子どもにも分かりやすい、1〜3くらいまでの数だとより良いでしょう。

例えば、

「あと1回すべり台をしたら帰ろう。」
「あと2冊読んだらおしまいね。」
「あと3回ジャンプしたらごはんにしよう。」

数字は目に見えない時間よりも分かりやすいことがあります。

「終わり」がイメージできるだけで、不安が少し和らぐ子もいます。

ただし、「あと1回」と約束したら、親もできるだけ守ることが大切です。

子どもがまだ続けたがるからといって何度も延長してしまうと、「泣けばいいんだ」と学習してしまうこともあるので気をつけたいですね。

ここは、ママとパパで認識を合わせておくのも大切です。

次の楽しみを伝える

遊びを終えることばかりに意識が向くと、子どもは「楽しい時間を奪われる」と感じやすくなります。

そんなときは、「このあと○○しようね。」と、次の楽しみを伝えるのも一つの方法です。

例えば、

「お片付けしたら一緒におやつ食べよう。」
「帰ったら絵本読もう。」
「お風呂で泡遊びしようか。」

うまくいかないこともあると思いますが、「終わったら楽しみがある」と思えると、気持ちを切り替えやすくなる子もいます。

泣いても気持ちは受け止めよう

工夫をしても泣いてしまう日はあります。

そんなときは、

「まだ遊びたかったね。」
「楽しかったんだね。」

と、まずは気持ちを受け止めてあげましょう。

「もう終わり!」と気持ちを押さえ込もうとするよりも、
「もっと遊びたかったんだね。」と分かってもらえるだけで、子どもは安心することがあります。

受け止めることは、要求を全部受け入れることではありません。

「気持ちは分かる。でも今日はここまでだよ。」

そんな姿勢で十分なんです。

親も完璧を目指さなくていい

毎回スムーズに切り替えられたら理想ですよね。

でも、現実はそうはいきません。

予告しても泣く日。
約束しても怒る日。
何をしてもダメな日。

そんな日もあります。

だから、「私の伝え方が悪かったのかな。」と自分を責めなくて大丈夫。

イヤイヤ期は、どんなに工夫しても思い通りにいかないことがたくさんあります。

大切なのは、毎回成功することではなく、少しずついろんな経験を積み重ねることです。

切り替える力は少しずつ育っていく

今は遊びを終えるたびに泣いていても、ずっとこのままではありません。

成長とともに、

「あとでまた遊べる。」
「今はごはんの時間。」

ということが少しずつ理解できるようになります。

もちろん個人差はありますが、多くの子は経験を重ねる中で切り替える力を身につけていきます。

だから、「今できない=ずっとできない」ではありません。

焦らず、子どもの成長を信じて見守っていきましょう。

まとめ

イヤイヤ期に「まだ遊びたい!」が終わらないのは、切り替える力がまだ発達の途中だからです。

そんなときは、

  • 急に終わらせず、予告をする
  • 「あと○回」で見通しを持たせる
  • 次の楽しみを伝える
  • 泣いても気持ちは受け止める
  • 少しずつ切り替える力は育っていく

そんなことを意識すると、親子ともに少しラクになるかもしれません。

もちろん、毎回うまくいかなくても大丈夫。

子どもは失敗と経験を繰り返しながら成長しています。

そして、その隣で根気よく寄り添っているあなたも、毎日十分頑張っています。

「今日は昨日より少しだけ泣く時間が短かった。」

そんな小さな成長を見つけながら、焦らず親子のペースで進んでいきましょう。


今回の切り替えのように、親の声かけの仕方で変わることはとても多いものです。

イヤイヤ期に効果があった声かけフレーズ集もまとめているので、ぜひ今日から使ってみてくださいね。

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